画面を見る時間と目の疲労について

会社に入ってパソコンを多くするようになったら、どんどん視力が落ちて目が疲れるという話をよく聞きます。
そもそも、どれくらいパソコン画面を見るとよくないものなんでしょうか。

参考できるものはないかと探していたら、特に子供について書いてあるレポートを見つけました。
当院でも、待合室でDSに夢中になっている子供をみかけます。
専門家がいうには、画面を見る時間が、近視や頭痛や充血、目の不快感などの子供の目の問題を増加させているそうです。
問題は、大人より子供のほうが初期の目の異変を無視してしまうことがあげられます。

デジタル機器を使用している間に、まばたきが通常時と比べて平均して1/3になってしまい、
その結果として、目の表面が乾いて目が保護されなくなるのも問題です。

医者はしばしば20/20/20ルールというものを提案しています。
20分毎に20フィート以上を少なくとも20秒見るということで、20フィートは6mです。
他の提案として、適切な照明のもとで画面との距離をとるということです。

もちろん、眼精疲労をさけるためには、画面を見る時間を減らすことが大切で、
子供は1日に2時間以上はデジタル機器を使わないこと、
また2歳児未満は画面を見る時間を与えないほうがよいようです。

1つの場所で多くの時間を費やすことは、1つのものに焦点がさだまり、
作業から離れられません。
こういったことが、眼精疲労をおこすかもしれないので、様々なものをみるようにしたほうがよいとういことでした。

なかなか、目の疲労を防ぐのは難しいようです。
特にお子さんをお持ちの方は、目の健康に気をつけるのは大変そうですね。