女性の心臓病へのリスク

日本の女性の死因の2位は心臓病です、80歳を超えると1位になります。
当院にもいつも以上に肩が痛むから心臓病かもしれないと病院に掛かり、
結局ひどい肩こりだったなんてお話を伺いますが、最近心臓病についての記事を読んだのでご参考までに。

心臓病は、世界での主な死因の一つで、そのほとんどの場合予防することができます。
医師は、「心臓病死を減らすことは、人々が生活を変えるだけでなく、公共の政策を変えて、
男女間での心臓病に違いがあることについてのよりよい知識が必要である」と言っています。

2つの状態、冠動脈疾患と微小血管疾患の両方は、心臓への血流を減らします。
専門家は、女性の心臓病は微小血管疾患により引き起こされる可能性が高いと言います。
この状態を見つけることは、血管造影(X線検査の1種)以外のテストを必要とする場合があります。
動脈は、体の他の部分に心臓から酸素を豊富に含む血液を運びますが、
この動脈を止める脂肪酸プラークの材料となる物質の蓄積を探すために、医師はその検査を行います。

世界保健機構は、年間18万人の女性が心臓病で亡くなると言います。
そしてこれらは、単に老人についてではなく若い人にも起こり得ます。
シスター&シスターという組織は、人々が彼らのリスクを理解し、その数を知り、それについて何をすべきかを知り、
実際に予防することを目標として活動しています。

心臓病についてのよいニュースは、心臓病のうち90%は、
リスクを減らすことにより防ぐことができるとわかってることです。
リスクを減らすとは、たばこを吸わない、糖尿病をコントロールまたは罹患しない、健康的な体重を維持する、
健康的な食べ物を摂る、ほぼ毎日少なくとも30分の運動をする、ストレスを管理または減らすことです。
また、人々は魚や全穀物・野菜・植物油・ナッツをもっと食べ、食事から塩分やトランス脂肪酸を減らすべきです。

心臓病の多くが日常生活の改善で防げることがはっきりしているなんて、長寿国の日本女性には嬉しい話ですね。
早速できることから始めてみましょう!