江戸川河川敷の異変

五月晴れと言いますが全く快晴のない今日この頃、体調管理は大丈夫でしょうか。
今から湿度が高くて、もう梅雨に入ったみたいでげんなりしてしまいますね。
こんな気候ですと雑草が元気いっぱいになり、江戸川の河川敷はいろいろな草でおおわれています。

愛犬を散歩させていると、馴染みのあるシロツメクサやオオイヌノフグリに交じってよくわからない草花が多くみられるようになりました。

ボステリとシロツメクサ群生

まず気になるのは、シロツメクサにそっくりなアカツメクサ。下の写真の下中央に4輪ほど写っています。
子供のころシロツメクサで冠を作った記憶はありますが、アカツメクサではないので、そのころには河川敷には生えていなかったんだと思います。
アカツメクサを調べてみるとデンマークの国花で、日本には明治時代初期に牧草として入ったようです。
牧草ということは羊なんかを放てばおいしく食べてくれるのでしょうか。

下中央にアカツメクサ

さらに川近くの雑草に分け入ると、そこにはヘビイチゴが群生していました。
子供のころヘビイチゴは毒があるから食べてはいけないと言われたことはないでしょうか。
私は子供のころサルビアの花の蜜をすったりいろいろ口に入れる派だったので注意を受けていましたが、お客様数人に聞いてみたところ100%毒があると思うという回答を得ましたので、通説だったのかもしれません。
しかし、調べてみるとヘビイチゴに毒はなく生でも食べられるとのこと。
ただし、甘味がなくおいしくはありませんので食べ物としての興味よりは、毒があるという間違いが広まった経緯のほうが気になります。

草以外に昆虫についても気になる事が1つ、テントウムシをたくさん見かけるのです。
肉食のテントウムシであるナナホシテントウばかりですので、おそらく餌のアブラムシが大量発生したのか、または冬が暖かく多くの個体が越冬に成功したのか、真相は謎のままです。

こんな感じで、江戸川を愛犬とぶらり散歩するだけで、いろいろな気づきがあって楽しいです。
皆様も運動がてらにぜひどうぞ。