金沢ついでに合掌造り集落を訪ねる 1日目

やっと季節が追いついて11月らしい寒さになりました。
寒くなってきたら紅葉を楽しみたいし、秋の味覚も頂きたい・・・そこで2泊3日で金沢に行って秋を満喫することにしました。

11月15日北陸新幹線かがやきに乗って金沢へ

東京駅9時56分発のかがやきに乗って金沢には12時30分に到着しました、電車の旅は飛行機より手軽でラクチンですね。
ランチを駅近でさっと済ませた後は、駅構内で売っていた香箱ガニと笹寿司と白エビ揚げを購入してひとまずホテルに向かいました。

駅中スーパーで売っていた香箱ガニ

香箱ガニは解禁日が大体11月6日から2ヶ月弱と短いため、この機会を逃すと食べられない貴重な味覚ですので、見かけたら迷わず購入です。
駅を出るとすぐ鼓門ともてなしドームがそびえ立っていて、金沢に来たんだなぁと旅行気分が盛り上がります。

鼓門ともてなしドーム

さて、今回宿泊したのは金沢城公園近くのホテルリソルトリニティ金沢ですが、なんと嬉しいことに、客室をアップグレードしてもらえて、最上階の和洋室に2泊できることになりました。
和室にはちゃぶ台があったのでゴロゴロしたり食事をすることもできたので、快適に過ごすことができました。

ホテルトリニティ金沢の和洋室

ホテルの部屋でまったりしていて、ふと外を見ると雨が降っていました。
金沢は雨が大変多い地域らしく、旅行中雨の確率が高い私たちにはもはや必至の展開ですので、これしきの雨に負けてはいられません。
小降りのタイミングを見計らって近隣散策に出かけました。

まず向かった先は長町武家屋敷跡界隈です。
雨が降っているので建物に入れるところを探して、足軽資料館に行ってみました。
家が2つ公開されていたのですが、足軽と言ってもかなり大きい家に住んでいたことを知りなんとなく負けた気分になりました。
なかなか足軽について考えることはないので、よい体験になりました。

足軽資料館

武家屋敷跡は街並みが素敵で、石畳を歩きながらあちこち見て回るのも楽しかったです。

武家屋敷跡

次ににし茶屋街に向かいました。
もう5時近くになっていてお店がほぼ閉まる中、西茶屋資料館をさっと見学しました。
2階には豪華なお茶屋の様子が再現されていて時間があれば解説なども聞けるようでした。

西茶屋資料館

5時を過ぎるとだいぶ暗くなってきて街に灯りが灯りだしました。
一旦ホテルに戻ろうと歩いてたら、途中ステンドグラスがライトアップされた建物を見つけました。
そこは尾山神社と言って、前田利家公とおまつの方をお祀りする神社であり、ステンドグラスが美しい神門は国の重要文化財なんだそうです。
神社にステンドグラスを使うなんておしゃれですね。

尾山神社の神門

3時間近く歩いて疲れたのでホテルに帰って一休みしていたら、雨がますます強くなってきました。
しかし、本日の観光の〆として、金沢城公園で開催されているチームラボ「光の祭」チケットを購入していたため、何が何でも会場に向かわなければなりません。
雨雲レーダーをチェックしつつ再び夜の街へと出かけました。

ホテルを出て雨の中を歩くこと15分、会場入り口である石川門口に到着しました。
雨なのに意外と人がたくさんいてチームラボの人気が伺えます。

チームラボ金沢城公園光の祭り

まずは石垣に墨で円を書くような作品があり、さらにしばらく進むと、カエルのような生き物が石垣に映し出されました。
金沢城の石垣に沿って人や動物が長い列を作って歩いていきます。

石垣に行列

石垣を通り過ぎ、木々がライトアップされている場所にやってくると、人が木の近くを通るとその色を変えて音が聞こえる演出がありました。

光る木々

一番面白かったのは、大きな卵が光りながらたくさん立ち並んでいる場所で、人が卵を押し倒すと、卵が立ち上がる際に色を変えて、さらに周りの卵たちまで同じ色に変わっていくんです。

立ち並んだ巨大卵

おわりに石垣が遠くから眺められる広いスペースに出ました。
花々で形作られた様々な動物たちが石垣に映し出されて、最初はそれぞれの動物が活発に動いているのですが、そのうち動物を形作る花々がバラバラに散ってしまう、そんな映像をしばらく眺めたのち会場を後にしました。

花々でできた動物の映像

ホテルに着いたらもうぐったり、香箱ガニと日本酒で一杯やったら明日に備えて早めに就寝しました。
翌日は早朝5時30分起きで出かけます。

2日目に続きます。