青森・秋田の両側から白神山地 1日目

もう梅雨に入りそうで毎日ジメジメしていますね。
皆様から「こんな天候じゃ体が調子悪くなっちゃう」とボヤかれますが、それを聞いている私は実は結構元気なのです。
なぜかというと2泊3日の白神山地旅行で新緑パワーをもらってきたから。
つくづくリフレッシュって大切だなって思います。

5月24日12時55分羽田発のANA便にて大館能代空港へ。

愛犬をいつもの獣医さんに預けてから羽田空港へ向かいました。
最近は品川まで快速で向かい京急線に乗り換えるという安くて楽な経路ができたので羽田空港に行くのがもっと便利になりました。
飛行機は定刻に出発し14時前に秋田の大館能代空港に到着しました。

今回はオリックスレンタカーを借りたのですが、空港駐車場に直接レンタカーが駐車しているのでアクセスが便利でした。
レンタカーを借りたら早速本日の目的地青森県側の深浦町に向かいました。
深浦町は青森県側から白神山地にアクセスするのに便利な地域で、日本海に沈む夕日の美しさでも有名とのことで期待が高まります。

グーグルマップを見ると大館能代空港から深浦町までは車でおおよそ2時間の距離があるので、ノンビリドライブを楽しみながら出発しました。
少し行くと無人駅があり、小さい木造の駅舎がかわいらしかったです。

その後も線路が道路と並行して走っているため度々踏切を横断することになったのですが、滞在中一度も電車が走っているのを見ることはなく、運行本数が気になりました。

海岸線に沿った道路を走行中にいか焼き屋さんを見つけて、小休憩することにしました。
注文すると店員さんが大きなイカを網に乗せて焼き始め待つこと10分、焼きたてのイカは厚みがあり、プリプリとした食感が癖になる美味しさでした。

青森県境を通り16時30分頃に深浦町に入り、宿泊する宿に行く前に日帰り温泉に立ち寄りました。
日帰り温泉の名は「黄金崎不老ふ死温泉」3時30分までに着けば海傍の露天風呂に入れたのですが、間に合わなかったので内風呂だけ600円で入ってきました。
泉質は茶色く濁って鉄っぽい臭いがあり、ものすごく熱くて長湯はできませんでした。
青森の方は泉質が濃くて熱いお湯が好きなのかもしれません。

不老ふ死温泉からさらに10分ほど北上して、17時40分頃に本日の宿「ペンション深浦」に到着しました。
部屋は窓の多い和室に通され眺めがよいと喜んでいたのですが、夜に地獄を見ることになるのでした。

夕飯を18時30分からにお願いして、宿から徒歩5分にある円覚寺に向かいました。
こちらは津軽三十三ヶ所観音霊場の第十番札所で本堂に立派な木が植えてあり厳かな雰囲気がありました。

海に沈みつつある夕日を眺めながら宿に戻るのがなんだか気持ち良かったです。

夕飯は夕日の見える食堂で頂きました。

珍しい海の幸がいっぱいで、一つ一つ説明されたのですがすっかり忘れてしまいましたが、どれもおいしかったです。

満腹になって部屋に戻ると、隣にはおじさんが宿泊していて音がまる聞こえでした。
民宿の欠点の一つはプライバシーのなさですね。
隣との境が襖でしたので夜は人の気配が気になってこちらも息をひそめるように宿泊する羽目になりました。
私は自分でも気づかぬうちに相当ストレスを感じたようで、翌日1日だけですがひどい水下痢になってしまいました。
旅のメインはこれからなのに。

2日目はおしりを気にしつつ青森側から世界遺産の白神山地の雰囲気を味わいます、つづく。