ぷらっと大阪1泊2日:後編

11月10日(木)大阪は大変素晴らしいお天気で絶好の観光日和でした。
それなのに私は一睡もできずとにかく腰が痛い。
しかし1泊ですしせっかく来たのですから無理しない程度に観光することにしました。

10時にホテルをチェックアウトして大阪城へ

大阪城へは、本町駅から中央線に乗って谷町四丁目駅で下車しました。
市民憩いの公園といった感じの整備されたきれいな公園を進むと、立派なお堀が目に入ってきました。
今まで見たお城の中では断トツの規模のお堀で、これを落城させるのは大変そうだと思いました。

大阪城に使っている岩のサイズも見たことのない巨石であり、城に訪れた者を圧倒する力を感じました。
城自体は再建されたものですがせっかくなので600円払って天守閣まで上がりました。
外国人と修学旅行生でごった返していてゆっくりは見れませんでしたが鎧兜や陣羽織などの展示が充実していて意外と楽しめましたし、大阪城公園の紅葉が見渡せてとてもきれいでした。

12時に大阪城を後にして四天王寺へ

天満橋駅から谷町線に乗って四天王寺前夕陽ヶ丘駅で下車しました。
四天王寺は聖徳太子により593年に建立された大変古いお寺です。
残念ながら建物は戦争や災害でその多くが消失してしまっていて再建されたものです。
建物が回廊が囲む形式で配置されていて6から7世紀の大陸様式なのだそうで、以前台湾に行った際に同じような配置のお寺を見た記憶がよみがえりました。

13時にハンバーグランチをしてから住吉大社へ

天王寺駅前まで歩いて大阪なのになぜかびっくりドンキーでランチを済ませ、阪堺電軌上町線に乗って住吉鳥居前にて下車しました。
大阪の街中で路面電車があるなんて知らなかったので、のんびりと車窓からの景色を楽しめてよかったです。
住吉大社はちょうど七五三シーズンで、着物姿のちびっこを必死で撮影する親という組み合わせがそこかしこにありました。

14時30分に住吉大社を後にして百舌鳥古墳群へ

住吉東駅から南海高野線に乗って三国ヶ丘駅にて下車しました。
百舌鳥古墳は以前は仁徳天皇陵古墳と呼ばれていた1周すると3km以上ある大変大きな古墳ですが、大きすぎる故に、うっそうとした林の周りをただ歩いているだけといった感じ。
かなり高い所から見下ろすなりしないと前方後円墳であることは分かりません。
ただし古墳入り口から森のような古墳を望むと確かに厳かで立ち入ってはいけない雰囲気がありました。

16時に百舌鳥古墳からアクアイグニス関西空港泉州温泉へ

三国ヶ丘駅より阪和線に乗って空港一駅手前のりんくうタウン駅にて下車しました。
今回は最終便にて帰るため、家には深夜に到着するであろうからお風呂と夕飯を済ませておきたかったのです。
こちらの温泉施設は大阪湾を望む露天風呂があってとても良かったですし、レストランも大阪湾に面していて眺めは抜群なのですが、なにぶん夜に着いたものですから暗闇しか見えませんでした。

19時に関西国際空港へ

第一から第二ターミナルへは行きの際に遠いことが分かっていたので時間に余裕をもって空港に向かいました。
1時間前には空港の出発ロビーについて定刻を少し遅れた21時ころ成田に向かって出発し22時ころ成田空港第一ターミナルに到着しました。
1泊2日でしたが関西国際空港に向かう道すがらにいろいろ観光地に立ち寄れて充実した大阪観光ができました。

さて、心配していた愛犬は、ペットホテルから何食わぬ顔をして帰ってきて、現在毛艶よく元気いっぱいです。
もしかすると1泊旅行くらいならこちらが気を揉むほどのことではないのかもしれません。
反対に飼い主はというと、張り切って観光してしまったことで翌日疲れがどっと出て体調を崩し、念のためのコロナ検査は陰性でしたが1日だけお休みを頂いて予約の方々に迷惑をかけるという大失態・・・
終わってみれば、愛犬よりまず自分をしっかり管理すべきじゃないの、と反省しきりの旅になりました。