2泊3日で奄美大島・加計呂麻島巡り 2日目

2022年4月27日

4月21日(木)奄美大島から加計呂麻島へ

私は旅行に行くといつもそうなのですが、なるべく端っこまで行ってみたくなるので、今回も奄美大島から加計呂麻島の最西端にある実久ビーチを目指すことにしました。

奄美大島の西に位置する加計呂麻島はまだそんなに開発が進んでいないのんびりした島です。
宿泊している名瀬市から車で70分ほどにある古仁屋港から、加計呂麻島の港である生間または瀬相まで、さらにフェリーか乗合船にて20分かかります。

18時30分から夕飯を予約しており、ホテルには17時30分には帰ってきたかったので、加計呂麻島の滞在時間を4時間と見積もり時刻表を見て検討しました。
その結果、帰りはどちらの港からでも14時台を逃すと16時台になってしまうし、フェリーの方が乗合船よりも確実に乗船できるため、行きは9時発の乗合船「みなみ丸」で瀬相港に入港し、帰りは14時40分発の「フェリーかけろま」で古仁屋港に戻ってくるという行程しか選択肢はないようでした。

加計呂麻島についてからの足として、レンタカーを借りる必要がありました。
瀬相港にレンタカーの貸出をしている業者は加計呂麻レンタカーのみ、前日に電話をしてレンタカーの予約を済ませました。

朝9時に乗合船に乗るためには出発15分前に古仁屋港に着いている必要があったので、ホテルを7時30分ころには出なければなりませんでしたが、実際はすっかり出遅れて7時50分ころになってしまいました。
カーナビは到着予定時刻9時18分を示しており、こりゃ間に合わないとあきらめモードに。
でも田舎道あるあるでとっても道が空いていた結果8時52分に古仁屋港に到着することができたのです。

駐車場に車を停めたら港の端っこにある乗合船の停泊場まで走りました。
みなみ丸は14名載りで運よく空きがあったので、なんとか9時発便に乗ることができました。

定員14名の乗合船みなみ丸にて加計呂麻島の瀬相へ向かいました。

瀬相港に到着すると、すでに加計呂麻レンタカーの車が駐車していてその場で3000円支払いレンタルしました。
帰りも鍵をかけたまま同じ場所においておけばよいとのことでした。

レンタカーで加計呂麻島の西端「実久ビーチ」を目指します。
途中集落がぽつぽつあるだけで、商店すらない道を40分走り続け、大島海峡展望台から海を臨みました。
この日はあいにくの天気でほぼ曇でしたが、実久ビーチ周辺だけはとてもきれいな青色をしています。

大島海峡展望台から実久ビーチを望む。

目的のビーチに着くと、しばらくの間太陽が顔を出して、きれいな海岸をさらに明るく照らしました。
近くには海の家らしきものがあり軽食の販売やシュノーケルセットなどのレンタルをやっているようでしたが、まだ4月下旬は水が冷たすぎで誰も海に入っておらず、お店にも人はいませんでした。

実久ビーチの奥は白いサンゴが堆積してとてもきれい。

ビーチの左奥まで歩いてみましたが、端っこはサンゴのかけらや貝殻や小石が堆積していて水が遠くまで透き通り、秘境といった感じ。
寒くてシュノーケルできなかったのが悔やまれます、再訪決定ですね。

実久ビーチの端っこにはサンゴのかけらなどが堆積しています。

11時を過ぎてそろそろお腹が空いてきました。
しかし近くには食事ができそうな店がないので、生間港近くにあるかけろまカフェまで車を走らせることにしました。
かけろまカフェは加計呂麻島展示・体験交流館という観光施設にあるのでオープンしていることを期待しつつ、1時間20分ほどでカフェに着きました。
店は交流館の2階にあり大きく開けた窓から海が見渡せるのですが、天気はどんどん下り坂で風も強くなってきました。
私はフィッシュサンドと卵サンドとアイスコーヒーを頼みました。
ツレの頼んだホットコーヒーに黒糖菓子がついていて結構合うのに驚きました。

かけろまカフェでランチ

13時30分ころカフェを出て、於斉のガジュマルという大きなガジュマルを見に寄り道しました。

於斉のガジュマル

ガソリンスタンドにて満タンにしたのち瀬相港に到着してレンタカーを返却、
といっても港に泊めてレンタカー屋に電話をしただけですが。
そして港のフェリーチケット売り場で乗車券を買って計画通り14時40分のフェリーに乗船しました。

フェリーかけろま

フェリーに乗ってから雨がだんだん強くなってきて、古仁屋到着頃には本降りになっていました。
古仁屋から名瀬に戻る途中に黒潮の森マングローブパークがあり、天気なら施設に立ち寄る予定でしたが雨が強かったので道路からマングローブを眺めるだけにしておきました。

途中スーパーで買い物をしたりしてホテルに着いたのは17時30分前でした。

ホテルの人工温泉に入ってサッパリしてから、今夜食事予約をしている「喜多八」に徒歩で向かいました。
実はこのお店は2018年の奄美旅行の際に飲食したところで、田芋が美味しすぎて再来を決めたのでした。
しかし、再訪なのに道に迷って予約の18時30分を30分遅刻してしまい、これまた前回と同様に、奄美歴5年になったツレのお友達を待ちぼうけさせてしまいました。

喜多八は、お任せ島料理コースとお酒3杯(以前は制限なかったです)で4400円。

前菜から始まって新鮮なお刺身

喜多八の前菜とお刺身

厚揚げ豆腐

厚揚げ豆腐は焼酎に合います。

これが食べたかった塩豚と地物野菜の煮物、田芋はやっぱり最高

島野菜と豚足の煮物は大好きな田芋入り。

奄美の定番、〆は油うどん

〆の油うどん

お酒もビールの後は奄美の黒糖焼酎30度の2種類を選んで水割りで頂きました。
9時閉店ということで店を出るとすっかり雨は上がっていて、上機嫌でホテルに帰りました。

その3へ続きます。