鬼の居ぬ間に洗濯 今ふたたびの京都へ その2

2021年12月1日

11月18日(木)は仁和寺と妙心寺そして夜間拝観の清水寺へ

前日歩きすぎたのにやっぱりホテルでは眠れない私、ベッドでゴロゴロしてうっかり首を寝違えてしまいました。
体が硬くなっているときは、少し変な動作をしただけで痛めますよ!と皆様に申し上げているのに、自分がなってしまうとは。
足もなんだか筋肉痛だし、計画では神護寺など高雄の紅葉狩りに行く予定でしたが、近場観光に変更しました。

紅葉時期のバスは時間通りに来ないと聞いていましたが、この日は10分遅れくらいで済んでいました。
まずは仁和寺へと向かいました。
仁王門を入って1000円の拝観料を支払うと、左手にある仁和寺御所庭園に誘導されました。
こちらは国指定名勝の一つで、五重塔が庭園の背景に入る様はとても優美でしばらく眺めていました。

仁和寺御所庭園

庭園を出て奥にある国宝の金堂周辺の紅葉も素晴らしかったです。

仁和寺金堂への紅葉道

仁和寺から歩いて30分程で、13時にお昼予約をしていた花ごころに到着し、竹籠御膳を頂きました。

花ごころの竹籠御膳

お昼ご飯の後は、妙心寺大法院に向かいました。
こちらは期間限定拝観で、大法院の露地庭園を眺めながら抹茶と栗ようかんを頂き、ゆったりとした時間を楽しみました。

大法院の露地庭園

妙心寺は、広大な敷地の中に46もの塔頭寺院が立ち並び、散歩するだけで昔にタイムスリップした気分になれるのでお勧めです。
しかもそんなに混んでいないのも高ポイント。

妙心寺のお地蔵さん

バスでいったんホテルに戻ってグダグダしてから、今日最後の目的地である清水寺へ。
ちょうど本日から夜間拝観が始まり混んでいることが予想できたので、17時30分の第一陣が帰るであろう19時に時間をずらして向かいました。
夜道をてくてく歩くこと30分、清水寺から帰る人の波ができていて、時間ずらし作戦は成功のようでした。
夜間ライトアップされたもみじが真っ赤やオレンジに輝いて、昨年は工事中であった清水の舞台も全貌があらわになり、圧巻の美しさでした。

清水寺の夜間拝観

清水寺を下りる途中、振り返ると三重塔がライトアップされこれまた美しい。

清水寺の三重塔

ちなみに2枚の写真に写るまっすぐの光は「観音慈悲光」といい、清水寺の本尊である観音菩薩の慈悲を表しているんだそうです。

清水寺を後にし、てくてく歩いて河原町の繁華街にある居酒屋でお酒をひっかけホテルに戻ると、なんとまあこの日も3万歩以上歩いていました。
二日で距離にしたらフルマラソン完歩、足が痛い。

その3へ続きます。