県またぎOKのはざまでLet’s go to Kyoto! その2

2020年7月10日

7月2日(木)市バスで京都の名所観光

朝8時前に京都駅前にある市バス・地下鉄案内所でバス一日乗車券を購入して、8時にはバスに乗って清水寺に向かいました。五条坂バス停で降りて、茶わん坂を上って10分ほどで清水寺境内に到着。

清水寺境内は階段が多く、奥に進むほどに高いところに上がっていくので、京都市が眼下に広がり眺めの良い景色が楽しめます。

清水寺境内は階段がいっぱい

高い舞台が組まれた上に建てられた本堂が拝めると期待していたのですが、舞台部分はまさかの改装工事中でした。今回の旅では度々神社仏閣の改装工事に出くわしてしまったので、コロナ禍後に再訪する理由ができてしまいました。

舞台が改装中の清水寺

新緑と奥の院のコラボはなかなかの見ごたえでした。

新緑と清水寺

清水寺を後にして、二寧坂など趣のある京都の路地をそぞろ歩きしましたが、人がまばらでのんびりできました。

ひっそりとした二寧坂

次に徒歩で向かったのは建仁寺、今回一番私が行きたかったお寺です。

本坊に入ってすぐに風神雷神図屛風のレプリカがありました。奥には本物もあったのですが、ガラス張りでうまく写真が取れなかったのでレプリカ写真を載せておきます。

風神雷神図屛風レプリカ

重要文化財の方丈から見る枯山水の前庭も素晴らしく、参拝客はもちろんお寺の関係者の方々も思い思いに景色を楽しんでいました。

建仁寺の枯山水庭園

本坊中庭の潮音庭は禅寺らしい落ち着いた佇まい。

建仁寺の潮音庭

法堂の双龍図も見てきました、広い天井一面に2頭の龍が描かれ大迫力でした。

建仁寺の双龍図

禅寺らしく、喝っ!と言っている掛け軸あり。

建仁寺の喝って言ってる和尚さんの掛け軸

その後は徒歩で知恩院に向かいましたが、途中祇園のおしゃれな街並みを散策しました。

知恩院の巨大な三門は、さすがに日本最大級だけあって圧倒されてしまいました。

知恩院の三門

だいぶ歩き疲れて時刻は11時30分、そろそろお昼にしたいと思い、知恩院近くの円山公園にある「京名物いもぼう 平野家本家」でランチをしました。

私の好物である海老芋料理をうりにしているということでこのお店にしましたが大正解。出汁のきいた薄味とねっとりとした海老芋の他にも上品なとろみの餡がかかったお豆腐などがあり、大変おいしくいただきました。公園から食事処を吹き抜ける涼しい風が心地よく、気づいたら1時間ちょっと長居していました。

京名物いもぼう平野家本家の食事処

祇園バス停からバスに乗り、次は銀閣寺へ向かいました。

銀閣寺と向月台

銀閣寺は修学旅行以来ぶりなのでお寺だけおぼろげに覚えていたのですが、今回改めて訪れると、お寺全体で自然の様々を表現していることに気が付き、大変興味深く散策できました。

新緑と銀閣寺

境内には様々な水の流れがありまして、特にお茶の井には、お茶に使う為のきれいな水が流れていて、その小さな沢には蟹も生息していました。

銀閣寺の沢蟹

銀閣寺から南禅寺までは哲学の道を歩きました。小川には魚、小道には猫がいて、木陰が心地よい散歩道でした。

哲学の道とおじさん

南禅寺では巨大な三門の楼上から、石川五右衛門よろしく「絶景かな、絶景かな」というつもりが、改装中で上がれないという何とも残念な結果に。三門の柱が立派なのでとりあえず写真を撮ってみました。

南禅寺三門の柱

時間は3時をとうに過ぎ、金閣寺か二条城かどちらにいくか迷った末に、バスで二条城に向かいました。

二条城は5時閉門のため1時間ちょっとしか居られません、足早に見学してきました。まずは、唐門で徳川の威光を感じました。

二条城の唐門

二の丸御殿は写真撮影禁止でしたが、障壁画や当時の様子を再現した人形たちがなかなかの見ものでした。

本丸御殿はこれまた改装中で見れず、とにかく広大な庭園をぶらぶらしてあっという間に閉門時間になりました。

二条城の清流園

バスで京都駅まで戻って本日の観光終了、すっかり疲れて夕飯はテイクアウトですませることにしました、というのも歩いた歩数はなんと3万歩、もう一歩たりとも外をウロチョロする余力はありませぬ。

ちなみに京都の複雑なバスをなんでこんなに乗りこなせたかといいますと、「バス・鉄道の達人」というアプリを使ったからなのです。大変優秀なアプリで、現在地と行きたいところを入れると、最寄りのバス停とルートが地図上に表示され、バスに乗っている間はバスがどの辺を走っているかを地図上で追跡できます、さらにバス一日乗車券で乗れるバスだけを表示するようにできたり、痒い所に手が届くってまさにこのこと。

その3へ続きます。