初めての鯉料理
12月に入り急に寒くなった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私はツレのお母さんに会いに1泊で熊本まで行ってきました。
今回お世話になったのは、しらさぎ荘というきれいな湧き水の出る池と郷土料理と温泉が自慢のお宿です。
忘年会の時期は地元の飲み会がうるさいかもということで、離れに泊まりましたが、なかなか広くてよいお部屋でした。
夜に宿に着いたので食事の前に自慢のお風呂を覗きに行くと、誰もいなかったので写真を撮ってみました、昔にタイムスリップしたような雰囲気でした。
去年の熊本地震の影響でカランから湯がちょろちょろとしか出ないということで、どうしたもんかと思っていたら、地元の方が源泉から直接お湯を手桶で汲んで使っていたのでそれにならってみました。
柔らかい泉質で湯船が深めなので、長時間の移動で疲れた足がかなり軽くなり大満足。
さて、温泉の後はお楽しみの郷土料理。
食事処から望める透き通った水を湛えた池には、たくさんの鯉が泳いでいて、今からこのきれいな鯉を食べるのかとワクワクしました。
郷土料理は個室で頂けて、鯉料理の他にもヤマメや馬刺しや猪鍋など、珍しいものが目白押しでした。
鯉の洗いは鯉の刺身で、身がコリコリして全く臭みなくておいしい。
馬刺しも普段苦手なタテガミもおいしくてびっくりでしたし、猪鍋もうま味がありました。
鯉こくという鯉のお味噌汁は鯉がかなりこってりしていて、みそ汁にコクが出てご飯との相性抜群。
ここに書ききれないくらい珍しい料理がたくさん食べられて大満足でした。
翌朝は、鯉に餌をあげる体験をしておいしい朝食もたっぷり頂きました。
宿から望む池が美しい。
と、景色を堪能していたらツレが宿に侵入したしらさぎが残した糞を思いっきり踏んづけて、宿の方に新しい足袋を頂いたり、朝から騒がしくしてしまいました。
そんなこんなで宿を後にしてから、目的であるツレのお母さんが入居している施設に立ち寄り、敷地内でまだ紅葉している木々を撮影。
午後はせっかくなので、宮崎県に足を延ばし青島神社までドライブしました。
熊本から3時間くらいかかって、ようやくついた宮崎市、急に気温が高く感じられ、街路樹のヤシの木を見ているとハワイに来たのかと錯覚してしまうほど。
青島神社は小島全体が神社になっていて、珍しい貝を奉納するとよいことがあるそうですが、時間も迫っていていたのでぐるりとめぐるだけにしました。
絵馬がたくさん。
島のちょうど中心部にはかわいいお社がありました。
青島の隣にある広大な植物園を突っ切って駐車場に向かう途中にかわいい猫ちゃんを発見。
青島神社を後にして、グーグルマップをナビ代わりに一般道を鹿児島空港まで戻り、空港にある足湯で一休みしてから飛行機で帰途に就きました。
バタバタ忙しかったけれど、とても充実した2日間でした。