カニ食べに北海道へひとっとび 2日目
前回のつづきです。
二日目は円山公園を散策して二条市場で海鮮丼ランチをして登別にバスで向かうという過密スケジュールを組んでいたので、早起きしてホテルで朝食を取り、9時前には地下鉄東西線で円山公園に向かう電車に乗っていました。
円山公園近くのおしゃれな民家、こんな家に住みたい。
円山公園は新さっぽろ駅から30分ほどに位置する広大な公園で、北海道神宮や原生林の残る山などがあり、時間があれば一日中楽しめそうでした。
まだ中途半端な紅葉の中を歩いていると、野生のリスがいるではありませんか、公園内で3回もリスに遭遇したので生息数は多そうです。
北海道神宮には大陸のお客さんがバスで乗り付けて大賑わいでしたが、無事健康お守りをゲットしたので母も長生き確約でしょう。
公園内にはトレッキングができる原生林が残っていたのでしばらく散策していたら、熊よけの鈴をつけて歩く一行と出会い、まさかとは思ったのですがヘタレなためそそくさと下山しました。
まだ11時でお腹もすいていなかったのですが大通駅で降りて、次の目的地二条市場に向かいました。
二条市場をぐるりと回ってみたものの観光地価格でお得感は皆無なので、海鮮丼を食べにのれん横丁にある「魚屋の台所」へ。
ここで食べられるぶっかけ海鮮丼は、カットされたマグロとサーモンとイカにイクラがドッサリそして温泉卵が乗り、最後に熱々の出汁をかけて味を変えられるという楽しい丼で、しかも1500円のお値打ち価格が◎です。
二条市場を後にして大通駅近くのさっぽろテレビ塔に向かい、テレビ塔地下で事前予約しておいた送迎バスの手続きをして、13時20分に登別に向けて出発しました。
車窓から牛が放牧されている牧場などをのんびり眺めているうちに、15時前には宿泊先のパークホテル雅亭に到着しました。
お部屋は最上階の10階があてがわれ、眺めのよい和洋室でほっと一息。
ここの旅館のコスパはかなりよくて、源泉の上に建っているからか白濁した温泉には湯の花がたっぷりあり、夕食にはズワイガニの足食べ放題までありました。
コスパが良いから仕方ないのですが、大陸からの団体のお客さんも当然泊っていて、温泉で鉢合わせた時には全く温泉を楽しめないカオス状態になりましたが、時間をずらせば全く問題ありませんでした。
日が落ちる前に、せっかく登別に来たので地獄谷まで散策してみました。
硫黄臭が漂い木の生えていない山肌に白い煙が至る所からモクモク出ている様はなんとなく地獄っぽいですが、それ以上に大陸のお客さんがごった返していて自撮り棒がにょきにょきしていて気になりました。
川には温泉が流れていて暖かいので天然の足湯があり、触ってみるとしっとりしていてよい湯加減でしたが、残念なことにタオルを忘れてしまい泣く泣く足を付けるのは諦めました。
登別は源泉が何種類もあるそうで、何日か泊って全部の湯を制覇したい衝動にかられるほどよい温泉地でしたが、明日はもう帰宅日です、つづきます。