六週間後

先週は患者さんから舌診のお話をされて、中医学では「舌はからだや内臓の状態を映し出す鏡である」と読んだことを思い出し、ちょこっと復習することにしました。

舌の形状・苔・色で判断します。私の舌を見ると、舌の周囲に歯型がついており、舌全体がぼてっとしていて、これは内臓に水分が過剰ぎみだそうです。そういえば最近花粉対策として甜茶をがぶ飲みしてるし、当たってる?逆に水分が足りないと、舌がひび割れ、形もやせてとがった状態になるみたいです。

舌の色は赤だと体の火照りや口内炎、消化器系の炎症腫瘍を伴う場合が多いそう。白っぽいと冷えや貧血傾向にあり、臓器も低下ぎみとか。当院にいらっしゃる患者さんに多く当てはまりそうです。今度から何気なく観察しようかと思います。

舌の苔の色も、白いと水分が過剰、黄色は酒の飲みすぎで、消化器系や口腔内の粘膜に炎症がおきやすいので、胃潰瘍などに注意!舌ってすごいですね。早速ご自分の舌を観察してみましょう。