台風直撃の台湾旅 高雄到着
秋から冬への移行期で体調を崩されている方が多いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしは10月の天候に恵まれた下五島の旅が忘れられず、今年中にもう一旅しようとベストシーズンの台湾に行ってきました。
しかし天気の運はすでに使い切っていたようで、台湾滞在中ずっと台風がそばに居座わり帰国も危うい旅になってしまいました。
11月10日 13時20分成田発のCI103にて高雄へ
台風は10日にはフィリピンで猛威を振るっていて多くの災害を引き起こしていました。
そのまま西に抜けるのかと思いきや進路を北に変え台湾に接近する予報となり、せっかく行っても果たして観光できるのか、帰国日に飛行機は飛んでくれるのかなど、心配事が山積みのまま台湾へ飛び立ちました。
チャイナエアラインは特別機内食がたくさんあっておいしいとの評判でしたので、今回はヒンズー教食をオーダーしていて、目の前に機内食が運ばれてくると旅を楽しむモードに切り替わりました。
ヒンズー教食はスパイシーなカレーでなかなかおいしく次回も機会があれば注文したいと思いました。
機内食を楽しんで映画を1本鑑賞したらもう高雄国際空港に到着、4時間強だとフライトもそんなにつらくありません。
17時ごろ高雄国際空港に到着した機内でKKdayで購入済みの esim に切り替えてネット環境を確保した後、Klookで注文しておいた easy card を空港カウンターで受け取り、地下鉄に乗る準備を整えました。
easy card とは、高雄全域で使える交通カードで日本でいう Suica のようなものです。
高雄空港駅から町の中心である美麗島駅までは地下鉄レッドラインで15分ほど、料金は30台湾ドル。
台湾の鉄道は時間通りに来ますし車内も静かでキレイなので日本の鉄道みたいで安心できました。
到着した美麗島駅は世界で2番目に美しい地下鉄駅と言われているそうで、イタリアの芸術家ナルシサス・クアリアータ氏が手掛けた世界最大級のステンドグラスアートを鑑賞することができます。
今回宿泊したホテル La Inn は、美麗島駅4番出口から徒歩10分弱に位置するホテルで、ちょうど高雄駅と美麗島駅の中間にあるのでどちらの駅も利用することができて大変便利。
この日のフロントのお姉さんは日本語が話せて、ホテルの部屋をアップグレードしてくれました。
テレビはNHKを見ることができ、トイレにはウォッシュレットがついていて、海外なのに日本にいるような安心感のある滞在になりました。
さらにホテル内に15時から21時まで自由にお菓子や飲み物がいただけるラウンジがあって、プーアル茶とマンゴーアイスを食べながら町を眺めるなど毎日利用するほどお気に入りに。
ホテルをでて3分ほどのところに「全聯福利中心」というスーパーがあるので、そちらでビール6本セットを買って、その後「三鳳宮」まで歩くことにしました。
だんだん雨が本降りになってきましたが、台風で翌日以降どうなるかわからなかったので観光できるときにしておきたかったのです。
三鳳宮は無数のランタンによるライトアップが有名なので、夜に行くのがおすすめです。
ちょうどこの日は台風の影響なのかランタンが点灯していなかったのですが、彫刻がびっしり彫られた天井やカラフルな色彩に圧倒されました。
その後は、高雄の夜市で有名な「六合夜市」まで歩き、ブラボー・ベアの像を見て
雨の中なのにそこそこ賑わっている屋台を物色しました。
購入したのは「六合張排骨酥湯」にて燙地瓜葉というサツマイモの葉を茹でたものとピータン豆腐と厚揚げ昆布の煮物で150台湾ドル。
あとは「六合蚵仔煎」で牡蠣オムレツ70台湾ドルと、名前がわからない屋台で鶏のから揚げ100台湾ドル。
すべてを持ち帰りにしてホテルでビールと共にいただきました。
一日目は雨は降ったものの風は弱く、台風の影響はまだといった感じでした。
つづく