大阪・関西万博 1泊2日の2日目
前日の疲れが若干残っていたので万博への9時入場は早々に諦めゆっくりと一日をスタートすることにして、宿泊したホテル京阪天満橋で本格的カレーの朝食をゆっくりといただき9時ごろホテルをチェックアウトしました。
ホテルの朝食を食べて思ったのは、万博の外ではおいしい海外の料理が安価で提供されているので別に万博価格で食べなくてもいいかなぁと。
昨日訪れた際に、多くの来場者が持参した弁当をベンチで食べていたことを思い出しました。
万博会場に着いたのは9時半を過ぎたころ、入場の列はまだまだ長くて中に入るころには10時になっていました。
11時から入場可能な通期パスの利用者がまだいない10時ころは幾分空いていたので、当日予約のパビリオンを検索したところブルオーシャンドームの10時40分枠が取れました。
これが最初で最後の予約成功です。
ブルーオーシャンドーム内には巨大な半球状のスクリーンがあり、直径15mのスクリーンから映し出される映像は迫力満点でした。
入るまで何の展示か知らなかったのですが、海洋プラスチック汚染の啓蒙活動みたいな内容で、映像はきれいでしたが最後の方は集合体恐怖症の人には苦行だと思います。
その後レンゴー製作の段ボール再生についてのショートムービーを見てかわいいピンバッチをもらいました。
ブルーオーシャンドームを出たころには、もう当日予約の空きはなく各パビリオンにも長い行列ができていましたので、空いていた期間限定の盆栽展示を見ることに。
何気なく入りましたが立派な盆栽が多数展示されていて30分かけてじっくり鑑賞しました。
隣の建物にはこちらも期間限定の東日本大震災復興事業の展示をやっていて、津波被害についての映像から特産物の試食やお酒の試飲など各ブースで様々な催しをしていました。
ロボットもあって時間によって操作体験ができるようです。
外に出ると人でごった返していてパビリオン前はどこも大行列になっていましたので、もうパビリオンは諦めて並ばずに済むコモンズを制覇することにしました。
コモンズのAからDは海外のブースがいっぱい入っていて楽しめます。
昨日はAに行ったので、ちょうど近くにあったコモンズDに入りました。
コモンズDで有名なのはパキスタンの床もオブジェもすべて岩塩のブースでしょうか、人気なのか列ができていて10分程並んだ後にスタッフの方が記念写真を撮ってくれました。
時刻は13時近くになり流石に歩き疲れたので、リングサイドマーケットプレイスで天ぷらをつまみにビールを飲んでエネルギー補給してから、列のなかった夜の地球に入ってみました。
夜の地球には、石川県の伝統工芸である輪島塗で作った直径1mの大型地球儀が鎮座していて、黒漆と金の緻密な細工が非常に美しかったです。
夜の地球を後にして次はコモンズCへ。
コモンズCはブースの数が少ない代わりに手の込んだ展示が多かったです。
行列を作っていたクロアチアのブースに入ってみました。
たくさんのチューブに温度の違う水が入っていて、クロアチアの5か所の地方の現在の気温が体感できるようになっていました。
コモンズ参加の多くの国は映像か特産品の展示なので、クロアチアのブースは独自性があり印象に残りました。
海外ブースの入ったコモンズを制覇したのは15時を過ぎたころ。
パビリオンの行列が少し落ち着いてきましたので、近くのカンボジアパビリオンに行ってみました。
中には田んぼの再現とアンコールワットの模型があって、建物内はとても癒される良い香りで満たされていて平和な気持ちになりました。
その隣のバルトパビリオンはラトビアとリトアニアの共同運営で、ハーブの香りが心地よく中は座れる空間になっていて大変癒されました。
印象深かったのはスタッフの方々の笑顔で、おそらく万博で一番フレンドリーな人たちだったんじゃないかと。
パビリオンに入る時間はもう残っていないので最後にまだ歩いていない部分の大屋根リングを歩いて2日かけての一周を完了してみました。
ちょうどウォータープラザ付近を歩いてるときに、水と空気のシンフォニーが始まったのでリングの上からショーをしばし観覧、乗り出してスマホで撮影していたらスタッフに注意されてしまいました。
16時20分頃万博を後にして、19時30分のpeachで帰宅の途に就きました。
予約なしの状態で万博に臨みましたがそれなりに楽しめました。
もし今後万博に行かれるなら、朝の9時に入場して当日予約を確保して、11時からは空いている展示を楽しみ、16時以降に人気パビリオンに並ぶっていうのが効率的なのかなと思います。
あと印刷した地図と食べ物と飲み物の持参と荷物預けは必須ですし、2日で5万歩ほど歩きましたので靴はぜひ履きなれたものを、ご参考まで。