日本最西端にて雨女を思い知る 石垣→羽田
石垣島を発つ日、そんな日は決まって良い天気なのですが、今回は最終日も曇り空でした。
青い海が拝めなかったのは残念でしたが、また訪れればいいのです。
最終日はレンタカーの返却が10時30分でしたので、空港近くの白保村に再びやってきました。
昨日カレー屋さんでもらった村の地図を見たら場違いな「出雲大社」なる表記があったので興味を惹かれたのでした。
そしてこちらが出雲大社。
白保村は古き良き沖縄の集落が残っているので、竹富島の超観光地ですみたいな感じがなくのんびりした雰囲気があります。
村のあちこちに立ち入り禁止の神聖な建物があり、それらは○○御嶽と書かれています。
御嶽とは沖縄の南西諸島に見られる村落の守護神を祀る場所であり、その一つに波照間御嶽があって、どうして波照間なのかなあと調べたら、白保村はかつて波照間島に住んでいた人々が強制移住させられた場所だからなんだそう。
与那国島で見た久部良バリといい、かつてこの地に住んでいた人々には過酷な歴史があるのですね。
村をぶらぶらしていたらレンタカー返却時間が近づいてきたので、10時頃に空港に向かい10時15分にはレンタカーの返却も無事に終わって、石垣空港展望台から遠くの海を未練たらたらで見ながら搭乗時間を待ちました。
帰りの飛行機はANAのスターウォーズジェットで、春休みということもありほぼ満席でした。
大型機の安定した乗り心地にうとうとしていたらあっという間に羽田に到着、次もこの飛行機に乗りたいものです。
最後に、与那国島で会った今旅の私の気持ちを代弁しているかのようなお馬さんの写真で締めくくりたいと思います。
ただ碧い海が見たかっただけなの・・・