日本最西端にて雨女を思い知る 羽田→与那国

4月第一週は2月並みの気温のおかげで桜が長持ちしましたね。
私はそんな寒い時にちょうど日本最西端を旅していて、笑っちゃうくらい計画していたことが出来ずに帰ってきました。
満天の星空を見るために新月の、八重山の海開きが終わって海で遊べるタイミングをねらったはずでしたが。

3月31日11時35分羽田発のANA091便にて石垣島へ

羽田から石垣島に着いたのは15時。
与那国島行きプロペラ機への乗継時間が3時間あるため、空港近くの焼き物屋さんに徒歩で向かう計画を立てていました。
しかし外は本降りの雨で、空港から出てみたものの車に水をかけられたうえ雨風がますます強くなったので途中で空港まで引き返し、ただビショビショになっただけという無駄な乗継時間を過ごすことに。
一応沖縄のチューハイで心を慰めましたけれど。

石垣空港にてオリオンビールと酎ハイで乾杯

与那国島へはJALの子会社RACのプロペラ機で向かいますが、視界不良のため引き返しもありうる条件付き運航になりました。

与那国行きは条件付き運航

飛行機の到着も遅れていてこのまま欠航するんじゃないかと一抹の不安を覚えながら待機していましたが、なんとか出発の準備ができたようで搭乗手続きが始まりました。

大雨の中プロペラ機だとちと心配

飛び立ったプロペラ機から外を見ると視界0で真っ白、この雲が始終晴れることなく揺れながらの30分のフライトは居心地が悪く、無事に着陸すると機内から自然と拍手が沸きました。
無事に与那国島に着いただけでも良しとしようという気持ちになりました。

視界0
視界0

与那国空港には今日から2日お世話になる「あびゃんゲストハウス」の方が迎えに来てくれていました。
移動手段の乏しい与那国島では、最終フライトだとレンタカー屋さんはすでに閉まっているため、空港送迎が付いた宿しか選択肢はありませんでした。
宿の部屋は2段ベットのある個室で、事前にお願いして布団を床に敷いてもらっていました。

あびゃんゲストハウス

部屋に荷物を置いてから、夕飯のため宿から徒歩5分ほどの「居酒屋まるてぃ」へ。
こちらに決めた理由は、全席禁煙でクレカ支払い可だったから。
与那国島では居酒屋さんの予約は必須とのことでしたので、19時45分の予約を入れていたのですが、平日の悪天候にもかかわらず確かに席はほぼ埋まっていました。

居酒屋まるてぃ

与那国島と言えばカジキマグロが名産だということで、カジキマグロのユッケとそーめんサラダとあぐー豚の天ぷらとオオタニワタリの天ぷらを頼みました。
飲み物はオリオンビール生のあとは泡盛の「どなん」で。地元食材とお酒を楽しむことが出来てよい気分になりながら、大雨の中宿へ帰って1日目を終えました。

つづく