台風1号に負けず西表島へGO その1

5月下旬に石垣島より南西にある西表島と竹富島に行ってきました。
新型コロナの影響で断念していた離島めぐりにやっといけるぞ~と大変楽しみにしていたのですが、まさかの台風1号発生と重なってしまい旅程は少し変更せざるを得ませんでしたが、まあいつものことです。

5月28日朝8時30分の羽田発で石垣島へ

数日前に発生した台風1号の動向に毎日気にしながら当日を迎えました。
どうやら飛行機は運航するようですので朝6時の空港行バスに乗って羽田空港へ。
飛行機は離陸まで時間がかかり、石垣空港には予定時刻を30分ほど過ぎての到着となりました。
やれやれやっと降りれるぞと思った矢先、ちょうど空港上空に雷雲があるとのことで、そこから30分間飛行機の中で待たされて、結局石垣空港を出られたのは12時30分でした。

雷雲のため石垣空港でしばし待機

次は空港からフェリーターミナルに向かわなければなりません。
フェリーターミナルに向かうバスは12時30分発があったのですがギリギリ間に合わず、次の12時50分のバスを待ってようやくフェリーターミナルに到着しました。

台風1号のため欠航が多いフェリー時刻表

今夜の宿泊先は西表島上原港近くの「星野リゾート西表島」を取りましたので、フェリーターミナルで上原港行きのチケットを買おうとしましたら、海が時化って欠航していました。
その場合はもう一つの港である大原港に行き、バスで1時間ほどかけて上原港に向かわなければなりません。
大原港行き14時のフェリーで荒れた海を進んで時化のため10分ほど遅れて大原港に到着。

大原港にはホテルスタッフが迎えに来てくれていました。
ホテル宿泊者は専用バスに案内されさらに約1時間の陸路移動。
途中運転手さんがバスを停めたので何事かと思いましたら、道路にある電柱の上にカンムリワシがとまっていると教えてくれました。
西表島に百数十羽しかいない特別天然記念物にさっそく遭遇することができて長時間移動が報われた気分になりました。

電柱に止まるカンムリワシ

ようやくホテルに到着したころには16時を過ぎていて、家を出てから実に10時間以上が経過していました。
でも台風のなか無事に目的地に着けたのですから、よかったと思うべきなんでしょう。
今回2泊した星野リゾート西表島は、月ヶ浜という夕日がきれいなビーチとジャングルに覆われた秘境感満載のホテルでした。

星野リゾート西表島

部屋は広々していてベッドの他に昼間にゴロゴロできるデイベッドがあるのがよかったです。

星野リゾート西表島のスーペリアルーム

外にあるベランダから聞こえる波の音が心地よく、滞在中はよくここでコーヒーを飲んでいました。

星野リゾート西表島のベランダ

また、ホテルにはプールと小さなジャグジーがありまして

星野リゾート西表島のプール

そこから歩くこと数秒で

小径を抜けると

月ヶ浜に出られるので、のんびりリゾートステイも楽しめます。
雨なので暗いですけれど晴れたらきれいなんですって。

雨の月ヶ浜

夕日の出る1時間は浜辺でシャンパンを飲みながら夕日を鑑賞するイベントが開催されていて、もちろん夕日は見えないもののシャンパンとトリュフ味ナッツでしばしリラックスタイムを過ごしていたら夕飯の時間になりました。
ホテル内に売店はありますが、弁当の類は売っていないため、夕飯はホテルもしくは近くの飲食店でとる必要があります。

シャンパンタイム

今夜は徒歩5分ほどにあるレストラン「キッチンイナバ」へ、一応予約をして行きましたがこの日は空いていました。
せっかく西表島に来ているのですから、お酒はもちろん泡盛を頼み、ツマミは海ぶどうをはじめアダンの新芽の天ぷらやリュウキュウイノシシのタタキなどローカルフードをチョイスして、新しい味に驚きながら夕飯を取りました。

キッチンイナバのアダン新芽の天ぷらとリュウキュウイノシシのタタキ

レストランからの帰り道は、雨が降っていて街頭はなく真っ暗闇でしたので、雨音に交じっていろいろな生き物の鳴き声が聞こえて自然の近さと若干の怖さを覚えました。
翌日は朝からガイドさんと島を巡りますので早めに消灯して1日目を終えました。

その2へつづきます。