LCCの洗礼、四万十川に追加の瀬戸大橋 1日目

8月下旬から台風が次々に発生して9月初旬は千葉で線状降水帯による水害が起きるなど大変でしたね。
私の住む地域では被害はなかったようですが、私自身はがっつりと台風の影響を受けました、しかも旅行先で。

9月6日(水)ジェットスターにて成田空港から高知空港へ

出発日まで毎日台風の進路をチェックしては一喜一憂していましたが、6日時点ではまだ影響はなく飛行機は定刻の12時45分に出発し14時30分には高知空港に到着しました。
今回の旅の目的地四万十川のある高知西部までは空港から130kmほど離れているのでレンタカーにて向かいました。
途中いくつも山を越えていくのですが、トンネルを越えると突然大雨が降っていて、翌日に川下りができるか心配になる天候でした。

今回2泊でお世話になる民宿こんぴらのある西土佐町に入ると雨は止んで、18時過ぎにようやく宿に到着できました。
宿周辺は田んぼが広がり、トンボがたくさん飛んでいてもうすっかり秋の雰囲気でした。

民宿こんぴらの外観

民宿こんぴらは一日一組しか利用できないので2泊3日は私とツレだけで客室の10畳2間を使うことができ、のんびりするのにピッタリのお宿でした。
滞在中は、宿の女将さんがテキパキと宿を切り盛りしていて清潔な空間とおいしい食事を楽しみました。

民宿こんぴらの客間

お風呂のあとは、四万十川の幸たっぷりの夕飯です。
食事処には立派すぎる囲炉裏がありましたが、夏でしたので囲炉裏料理はありませんでした。

民宿こんぴらの囲炉裏

1日目の夕飯は高知名物のカツオと、四万十川の幸である鮎とモズクガニが出てきました。
厚めに切ったカツオのたたきは焼目が香ばしく新鮮で臭みは全くなく脂がのっていておいしかったです。
鮎の塩焼きは内臓まで食べられるほど新鮮でしたし、モズクガニの汁物は身がふっくらしていて、どちらもお酒がすすんじゃう風味でした。

民宿こんぴら1日目の夕食

夕飯をたらふく食べて部屋でゴロゴロしていたら、女将さんが「蛍!」というので見に行ってみると黄緑色に光っている蛍が1匹だけ網戸に止まっていました。
写真を撮ろうと携帯を取りに行っている間に蛍はふらりと飛んでしまい、その後戻ってきてくれませんでした。
四万十川流域では5月から6月にかけてが蛍のシーズンなので、この時期に蛍を見られたのは稀なことですね。
そんな貴重な出会いもあり、1日目は楽しく過ぎていきました。

2日目に続きます。