旅行始めはフーコック その2
その1の続きです。
1月4日:フーコック→ホーチミン
早朝ホテルチェックアウトし空港に向かいます。
予約時に帰りの空港送迎もお願いしていたのに、なぜか希望は聞き入れられず、フロントでタクシーを呼んでもらうことになりました。
ベトナムのタクシーはぼったくりが多いとか評判が悪いので、タクシー利用は避けたかったのですが仕方ありません。
タクシーはメーターを使って順調に走り出したので一安心、しばらくすると朝のラッシュなのかたくさんのバイクが入り乱れて道路は大渋滞。
またもやドキドキ時間の始まりです、バイクの左右に売り物を取り付けた幅のあるバイクも多く、その一つがなんと幅寄せをしてきて・・・
ガリガリガリと、明らかに乗っているタクシーに当たってきたのです。
タクシーに幅寄せしたバイクのおばちゃんが悪いはずなのですが、なぜかものすごい剣幕で騒ぎ立てて、タクシーの運転手が車を止めて外に出る騒ぎになりました。
道の真ん中に停車したタクシーをバイクが縫うように追い抜いていくし、事故ったおばちゃんは大声で叫んでいるしで緊迫した雰囲気、成り行きを固唾を飲んで見守るしかありません。
なんとか和解したのかドライバーが戻ってきて、事故の後とは思えないスピードで飛ばして空港に到着、メーターは242000ドン、お釣りをくれなくて250000ドン支払いましたがまあ無事についたからよしとしました。
というのも、ほっとしてタクシーを見ると前輪部分がかなり変形していて、あのスピードでもし前輪がロックしたらと考えたら無事で着いただけ感謝なのです。
フーコックからホーチミンへはVN1824便で向かいましたが、この国内線はくせ者のようで私の場合予約時から時間変更が4回もあったので、もしベトナム航空を利用する方は、旅程を余裕をもって立てたほうがいいと思います。
さて、ホーチミンでは泊まりはしませんが、荷物置きとシャワー利用のために空港徒歩15分のラグジュアリーアパートメントというホテルに予約をしていました。
このホテルは空港送迎が無料なのに惹かれたのですが、空港の所定の場所に着いてからホテルに連絡をして迎えに来てもらうというちょっと面倒くさいシステムでやや手間取りましたが15分ほどで迎えが来てくれました。
ホテルで荷物を置いてから空港まで歩いて空港のバス乗り場へ、市バス109番は空港からベンダイン市場まで20000ドンで行けるし車内がきれいなので嫌タクシー派にお勧めです。
ベトナムの南部は観光のベストシーズンなのですが、なにしろ暑くてバイクが多く、すぐにバテました。
i.dカフェでバインミーとビールを注文して元気を補充した後、再び乾期の街中へ。
サイゴン大聖堂は2018年1月現在改装中で中に入ることはできません。
サイゴン中央郵便局は19世紀末のフランス統治自体に建てられたそうですが、今でもしっかり現役です。
お次はストーンマッサージ体験のために、ロッキースパというマッサージ屋さんに向かいました。
日本人ご用達のお店のようで、90分ボディーマッサージで400000ドンにチップ込みなので安心ですし、カギのかかるロッカーもあり問題なくマッサージを楽しめました。
ストーンマッサージは、背部にオイルを塗った後に温めた石を滑らせるマッサージ方法なのですね、世の中いろいろなリラクゼーションがあるものです。
マッサージ後は、また109番に乗車して50分弱で空港近くのバス停まで戻りました。
途中バスから外を見ると、帰宅ラッシュでバイクが入り乱れて大混雑になっていましたが、朝利用したタクシーと違ってバスは大きいから安心して乗っていられました。
ホテルでシャワーを浴びて、近くの商店で買ったビールを飲んでさあ空港に向かいましょう。
1月5日:ホーチミン→成田
予定時刻深夜0時30分を遅れて出発したVN300便が日本に着いたのは朝8時前だったでしょうか。
成田の気温は-1℃、32℃の常夏から一気に真冬に戻ってきた私はこの後不覚にも体調を崩し「もう無理がきかないお年頃」であると自覚させられてしまうのでした・・・。
何はともあれフーコック、観光地化が完了していない素朴な感じの今がオススメかもしれませんよ(*´ω`*)