エルニド満喫紀その④(エルニド3・4日目)

6月21日(木)
昨日夕日を見に行くより、ビールを選んだ私たち、今朝は5時30分からの Sunrise cruise に参加することにしました。
おそらくインド系であろうカップルが、時間になっても来ず、あろうことか一度出発した船を待たせてまで参加してきました。
そして謝罪の言葉はありませんでした。
外国人が謝らないって本当なんだな~と、その堂々たる態度にあきれるより感心してしまいました。
まあ、日の出には間に合ったし、良しとしましょう。

海に浮かぶ小島のてっぺんから顔を出した朝日はオレンジ色でとてもきれいでした。
カメラがなくへこんでいる私たちを尻目に、インド系カップルは船の先端でポージング、アクティビティースタッフも「写真撮ってあげるよ、カメラは?」と言ってきますが、私は無言でただただ朝日を眺めていました。

10時から Lagen Resort に向かいました。ここはプール完備で高級感漂う大人向けリゾートアイランドです。
プールサイドで早速トカゲがお出迎え。ここは、熱帯雨林のある島なのでいろんな野生動物がいるのです。
ペダルボートに、ちょっとリッチなランチ、デザートにハロハロも頂いてしまいました。

14時からは Entalula island へ。
ここの海は、今回の旅で一番素晴らしかったです。
真っ白くて粒子の細かい砂浜が広がり、海の透明度は高く、海底や遠くで泳ぐ魚たちまでよ~く見えました。
イソギンチャクから顔を出すカクレクマノミはとても可愛かったし、顔が体の半分くらいあるへんちくりんな大きい魚が、岩にへばりついている苔を豪快にむしり取って食べている姿もおかしかったです。

遊び疲れた、今日も夕暮れとビールを楽しもう!と、ミニロックに戻った私たちは、バーでビールを飲んでいました。
バーにはビリヤード台が一つあり、アジア人男性がひとり熱心にイメトレ中。
その方がどこかへ行ってしまったので、「私たちもビリヤードしてみる?」とツレを誘ってゲームしようとしていたら、先ほどの人が戻ってきました。
ツレの「やります?」(これは、私たちはしないのでどうぞ使ってください、の意味)に「OK!」(ぜひやりましょう!)の意思表示をしたアジア人。
にわかに、見知らぬ二人のアジア人のビリヤード対決が始まりました。
対戦者は台湾人で、奥さんのことを日本人と言っておきながら実は台湾人だったり、まあよくわからないですが、ゲームは楽しく盛り上がりました。

明日は、もう帰国日です・・・。

6月22日(金)
最後の日は、曇り気味の天気でした。
昨晩チェックアウトを済ませた(二人で飲み物代1万円あれば足ります!)ので、のんびりと朝食をとって、リゾートスタッフの方々に見送られて船に乗り込みました。
船が見えなくなるまで手を振ってくれるスタッフの皆さんに目頭が熱くなります、最後まで素敵な場所でした。
船でパラワン島の空港に行く途中、なんと!野生のイルカに遭遇しました。

帰りの空港で、プロペラ機にちょっとしたハプニングが起きました。
1機目は乗り込んだ後に、システムトラブルで降ろされ、2機目は左プロペラが回りません。
去年のハワイの悪夢再び?(もう一泊を余儀なくされ、予約の皆様に迷惑をかけました)と不安になりましたが、なんとかプロペラが回り出してくれて、無事にマニラに到着。マニラ空港では、空港税が550ペソかかったり、出国カードをカウンターでもらって書かなければいけなかったりと、面倒な手続きがありましたが、そのすべてを現地係員さんにしていただき、私たちは楽に出国することができました。FRENDSHIP TOURES & RESORTS のスタッフのみなさん、ありがとう(^.^)
そして、フィリピン航空の機内食を食べながら(行きより格段においしく感じたのは、味覚がフィリピーナ寄りになったのか?)無事日本に帰国することができました。

最後まではらはらどきどきの楽しい旅行で、お気に入りのビーチリゾートがまた一つ増えました。

おしまい。