エルニド満喫記その②(エルニド1日目)

6月19日(火)
早朝5時45分出発のため、5時にモーニングコールを頼んでいましたが、その前に自然に目が覚めた私たち。
壁が薄いのか、廊下の音がまる聞こえで昨晩はあまり眠れませんでした。
そして5時を過ぎてもモーニングコールはかかってきません。
おかしいなあ、と思っていたら、携帯電話の時計を現地時間に合わせていなかったんです。
つまり、朝4時に起床してしまったことに・・・。

ロビーに行くと受付係がのんびりとチェックアウトの手続きを行っていました。
私たちの番が来るまで結構待たされ、現地係員の迎えが来るころちょうどチェックアウトを済ませました。
現地係員さんは、とても気のきく方で、親切にも朝食用の弁当を用意するよう交渉してくれました。
私がロビーで頼んだ時は、「できません」の一点張りだったけど、現地係員さんの交渉により無事朝食をもらえました。

さて、エルニド行きの国内線飛行場についた私たち、厳しい荷物検査と体重検査を終えて、ロビーで朝食を食べながら出発時間を待ちました。
初めて乗る小型のプロペラ機を見ると、不安と興奮が入り混じります。
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機内はコックピットが丸見えです。
エルニドは只今雨季なのですが、本当に運よく滞在中は天気に恵まれました。

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1時間20分ほどのフライトで、ついにエルニドに到着です。滑走路が舗装されていません(@_@;)
ここエルニド飛行場から、小型ボートでマングローブの生い茂る小川を進み、すでに気分は冒険者。
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海につくと、バンガーボートというアメンボみたいな形の船に乗り替え、エルニドの小島「ミニロックアイランド」に出発です。
「ミニロックアイランド」ではいろいろなアクティビティーと食事が、飲み物以外すべて料金込みになっています。
船上で、これからの日程をリゾートスタッフと打ち合わせします。ここからは、英語オンリーなんです。
今まで海外に行くと、必ず日本語が流ちょうなスタッフに出会えましたが、これから3日間は本当に日本語が通じませんでした。

聞き取れない言葉をうやむやにして「Yes.Yes」と連呼していると、どうやらスケジュールが決まった模様。
本日は、Snake island とCudugnon Cave に行くことになりました。
そんなこんなしているうちに、ミニロックアイランドに到着しました。
切り立った岩山にうっそうと茂る熱帯植物、透明度の高い海、ああ、なんて素晴らしい場所に来たのだろう!
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私たちの泊まる部屋ガーデンコテージは、壁に隙間があったりする素朴でこじんまりとした部屋でした。
リゾートスタッフたちが近くでコテージを補修していたのですが、材料から天然素材で、手作り感満載です。

さて、ランチはお目当てのフレッシュマンゴージュースをオーダー。デザートももちろんマンゴー。
しかし悲しいかな、デザートでマンゴーが出たのは、この日のランチが最初で最後だったのです。
知っていたら、もっとたくさん食べたのに・・・とマンゴーラバーの私はここで悔いるのでした。

約束の時間13時30分に、もうひと組のカップルとともに早速Snake islandへ。
相乗りのカップルに「中国人ですか?」と聞いたら「台湾人です!」と答えが返ってきました。
この台湾人は実に親切で、写真を撮ってくれたり、滞在中に我々を見かけたら手を振ってくれたりと、とってもフレンドリーでした。
普段は中国人と韓国人のハネムーナーが多い旅行地なのですが、私たちが行った時期は、ちょうどフィリピンと中国が領土問題でもめて、中国人の旅行客はほどんどいなかったのです。
アクティビティースタッフは、私たちが中国人で、台湾人の方を日本人だと思ったそうです。
なぜ、私たちが中国人に見えたのかは今もって不明です・・・。

さて、Snake island は、海に突然あらわれた白蛇のように、くねくねした一本の浅瀬でした。
ここにはおとなしい犬がいて、愛犬フクスケをふと思い出しさみしくなりました。
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次は、Cudugnon Cave へ。ここは第二次世界大戦時に日本兵が潜んでいた洞窟で、現地人を大変怖がらせたそうです。
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本日のアクティビティーは、これで終了。
バーでサンミゲルビールを飲みながら、きれいな景色を愛で、その後の夕食でもサンミゲルビールと現地の方たちの歌を楽しみ、素敵な1日目の夜は過ぎていったのでした。

その③へ続きます。