下五島と博多 3日目は博多へ

福江島3日目の朝も快晴でしたので、鬼岳からの景色を望みながら朝ご飯を食べることにしました。
いつも旅は雨天に悩まされることが多いので外でご飯なんてめったにないチャンスでワクワク。
昨日は30分程歩いて展望台まで行きましたが、ツレが車で近くまで行けることを発見したので5分ほどで展望台に到着しました。

鬼岳の緑を眺めながらの朝食は大変おいしかったです。

食後は展望台より上まで登ってみると頂上と思った所からまだまだ先が続いていたので、これ以上進むのは止めてその場からの景色を写真に収めました。

ふかふかの芝生を踏むたびにバッタがたくさん飛び立ち、昨日はヘビやムカデにも遭遇したのでここにはたくさんの生き物が生息しているようです。
空高く舞っているのは昨日見たハチクマでしょうか。

鬼岳からホテルに戻ってお風呂に入って10時ごろチェックアウトしました。
レンタカーを返すまでまだ時間があったので、町の中心である福江港に向かい駐車場に車を停めてから福江城跡を見学しようとしたら残念ながら定休日でした。

そこで2ブロック先の武家屋敷へ。
屋敷を囲む石垣の上にさらに小さな丸い石が積み重なった不思議な石垣があり、この小さな石は外敵が石垣を登ると落ちて侵入を知らせる役割や、いざという時には武器としても使われたそうです。

そうこうしているうちに11時近くなりましたのでドキドキしながらレンタカーを返したのですが、ノンオペレーションチャージを取られることなく空港まで送迎してもらえました。
口コミのような嫌な思いをせずに済んでほっとしました。

福岡空港までのANA便は12時55分発と空港にて1時間半ほど時間が余りましたので、空港内のレストランカメリアで島を離れる前に五島うどんを食べました。
五島うどんはつるつるの細麺とあごだしがよく合って何度でも食べたくなる味ですね。

お腹を満たしたら40分程のフライトで福岡へ。
天気が良いので窓から五島列島が見えて、次は上五島にも行ってみたくなりました。

福岡空港から博多までは地下鉄で15分程、おそらくここが日本一都市部まで行きやすい空港かも。
本日泊まるのは「ホテルトリニティ博多」で14時半到着でしたがすぐチェックインしてくれました。
早速部屋に荷物を置いて地下鉄に乗り「大濠公園」へ。
公園に大きな池があってなんだかベトナムのホアンキエム湖のような雰囲気がありましたし、公園ですれ違う人々の9割は外国人で占められていたのでまるで外国を旅しているよう。

公園を歩いていたら日本庭園があったので250円で入園してみたところ、二酸化炭素で霧を作ってあからさまに外国人受けする演出をしていたのが興ざめでした。

さらに進むと福岡市美術館があり、地元のお坊さんの作品や現代アートなど1時間ほどかけて鑑賞してから歩いてホテルまで戻ることにし、途中福岡城のお堀を通り

ホテル近くの那珂川まで戻ってきました。

この辺りは喫煙可の居酒屋ばかりでしたので店内飲食は諦め、口コミの高い「藤よし」で焼き鳥をテイクアウト。

ホテルの部屋からは那珂川が見え、行き交うはかた船や夜の街のにぎわいを感じながらまったりと晩酌を楽しみつつ博多の夜が更けていきました。

つづく。