下五島と博多 2日目は福江島満喫
私は旅行中、まるで子供が遠足日前日に興奮して眠れないみたいな状態になるので、今回もやはり寝不足のまま2日目を迎えることになりました。
しかしこの日は五島列島の美しい海を堪能するため、サップとシュノーケルの予定がありましたので、寝不足など気にしている場合ではありません。
朝からサンドイッチやフルーツで十分に栄養を取ってから、お世話になるガイドさんと会うため「五島SUP」に向かいました。

この日は海が大変凪いでいて、まさにサップ日和でした。
普段であればウェットスーツが必要な時期のようですが、今年は猛暑が長引いたせいでまだ水温が高く水着だけでも全く寒くなかったのも良かったです。
穏やかな暖かい海でのサップは簡単で、少しのレクチャーでスイスイとシュノーケルポイントまで漕いでいくことができました。

シュノーケルポイントと言っても、沖縄ほどのサンゴ礁があるわけでもカラフルな熱帯魚がいるわけでもありませんでした。
しかし、凪でしたのでテトラポットのすぐそばでシュノーケルすることができ、テトラポットの下はちょっとした洞窟のようになっていて、大型の魚をたくさん見ることができました。

1時間半ほど海で遊んだ後は、一旦ホテルに戻りランドリーを回しつつランチを食べに行きました。
ここ数年は仕事と旅のために軽く運動を続けているためか、サップとシュノーケル中に体力に余裕があり後日筋肉痛にもなりませんでした。
運動は少しでも良いから続けることできちんと効果があることを実感しました。
さて、ランチは「Cafe遊民」で人気の五島牛テールのカレーとデザートセットをいただきました。
ツレは日替わりランチを選びましたが、品数が多く栄養バランス満点。

カレーはテールのうまみが濃厚だし手作りデザートも上品な甘さで運動した体に染みわたりました。

ランチ後はホテルにて洗濯物をピックアップしに戻ってから、福江島と言ったらの観光地である「大瀬崎灯台」に行くことにしました。
こちらに向かう途中に一度曲がる道を間違えたことで、狭くクネクネした山道に入り込んで1本道の酷道を1時間強進む羽目に。
車酔いのピークを迎えるころに広い道路と合流してしばらく進むと、大瀬崎灯台の手前にある「カトリック井持浦教会」に着きました。

こちらの教会は日本初のルルドがあり、ルルドとは聖母マリアに関係する聖水の沸く泉のことで、マリア像や聖水を本場南フランスのルルド地方から持ってきたんだそう。
今でも日本の巡礼者が後を絶たない聖地で、井持浦教会も現役で使われているようでした。

教会を後にして、大瀬崎灯台の展望台に着いたら駐車場は多くの観光バスが止まっていていました。
こちらに来る際のクネクネ山道ではバスは絶対通れませんので、帰りは絶対大きな道路で帰ろうと心に決めて、展望台を上っていくと岬の先っちょに小さく灯台が見えました。

元気であれば灯台まで歩いてもいいかなと思っていましたが、すでに16時が近づいていましたし寝不足&車酔いで気持ち悪くなってしまっていたので、今回は展望台から眺めるだけにしておきました。
帰りは大通りを通ったので楽々で途中ダイキョービックバリューで買い出しをして18時前にはホテルまで戻ってきました。
ホテルすぐ横の鬼岳から夕日が拝めそうでしたので、ホテルから30分程緩い坂道を上って鬼岳展望台へ。

鬼岳の上部には木がまったく生えていなくて、綺麗に刈り込まれた芝生が山を覆っていて大変きれい。
展望台からの夕日は雲に隠れてきちんと見えませんでしたが、それでも十分美しい景色を楽しめました。

たくさん動いたので、お風呂に入ってご飯を食べたら眠くなったので早めに就寝しました。
2日目はさすがに眠れました。

つづく。




