初夏の釧路2泊3日 阿寒摩周国立公園ドライブ

朝4時から3時間もカヌーをしたので朝食を食べ終えたころにはすでに充実感がありましたが、この日は阿寒摩周国立公園を颯爽とドライブするというもう一つの目的があったので、9時頃に宿を出てまずは摩周湖へ向かうことにしました。

北海道の郊外は信号などがなく道幅の広い直線の一本道が多いので、スピードが出ていることに気付き難く容易に時速80kmをオーバーしてしまいます。
そんな調子で走っていると対向車線の車がパッシングしてきて、ツレがもしかしてこの先でスピード違反の取り締まりをしているのかもとスピードを落としたのですがこれが大正解。
数キロ先の路肩に警官が2人隠れていてヒヤリ、ここで捕まっていたら旅の思い出が台無しになるところでした。
もちろんスピードの出し過ぎはいけませんのでその後はかなり気を付けてのドライブになりましたけれど。

摩周湖第一展望台に到着したのは10時前で強い日差しが照り付けていました。
霧の摩周湖と言われますが霧はなく、その代わり青く透き通った摩周ブルーと言われる透明度の高い水をたたえた摩周湖を展望台から見渡すことができましてその美しさにしばしウットリ。

摩周湖

次に訪れた硫黄山は、噴煙に含まれる硫化水素などで木々が生えないので、白い山肌が目に眩しいくらい光っていました。
においと眩しさに負けて噴口に近づくのは諦めて遠くから鑑賞するにとどめましたが、冷房の効いたレストハウスからの眺めで十分楽しめました。

硫黄山

次に向かった先は屈斜路湖の東にある砂湯で、こちらの砂地はちょっと掘るだけで温泉が湧き出てくるらしいのですが、カンカン照りでしたので掘るのはパスしました。

砂湯

砂湯を後にして摩周湖をぐるりとドライブして美幌峠に着いたのはもう13時を過ぎたころ。
美幌峠からは屈斜路湖の全景が見渡せて、湖の周りのクマザサの群生なども見ごたえがあります。

屈斜路湖

ここでなぜかハシボソカラスが駐車中のレンタカーめがけて飛んできてフロントガラスど真ん中に2発フンを落としてピカピカだったレンタカーが残念な状態に・・・カラスがなぜフン攻撃を仕掛けてきたのかは未だに分からずじまいです。

摩周湖と屈斜路湖を一通り観光して5時間が経過したころには疲労がだいぶたまってきたので、どこへも寄り道せず本日の宿泊地のある阿寒湖へ。

16時前に本日の宿泊先「ニュー阿寒ホテル」に到着。
ちょうど別館が内装工事をしていたため、部屋を本館にアップグレードしてもらえました。

ニュー阿寒ホテル本館湖側

5階の部屋からの阿寒湖ビューが素晴らしく、早速景色をつまみにビールで乾杯。

阿寒湖を見ながらビール

お酒パワーで元気をチャージできたので、阿寒湖を少し散策することにしました。
阿寒湖畔エコミュージアムセンターでマリモなどの展示物を見てから

阿寒湖畔エコミュージアムセンターのマリモ

ボッケ遊歩道を通って泥火山であるボッケを見に行きました。
湖畔近くにあるボッケからはボコボコと泥から火山ガスが噴出する様子を見ることができます。

ボッケ

ホテルに戻った後は、温泉に浸かり夕飯時間までゴロゴロして、疲れて食欲がなかったもののビュッフェ形式の夕飯をなんとなく食べました。

こちらのホテルは天空の温泉がウリで、屋上にある温泉から星空を眺めることができるのですが、疲れもあったので早々に切り上げ長い一日を終えました。

あと1話続きます。