旅先で魅惑な猫「さくらちゃん」に会った
2月下旬のこの頃は、新型コロナの話題がめっきり減って日常の生活が戻ろうとしています。
花粉が多く飛ぶ季節が過ぎれば、ようやく3年にわたるマスク着用生活から解放されるのかと、今から楽しみです。
そんな浮かれ気分でいたら、ふと春を探しにプチトリップしたくなり県内で1泊してきたのですが、旅先で魅惑な猫との出会いがありました。
2月15日にチーバくんの耳あたりをふらっと散策する1泊2日の旅に出発、
9時30分にレンタカーを借りて、まずは今が旬のいちご狩りに向かいました。向かったのは「石毛いちご園」です。
こちらで頂けるアイベリーは、栽培が難しく現在ではあまり栽培されていない希少品種で、大粒でみずみずしく柔らかい果肉が特徴です。
いちごを収穫してから椅子に座って食べるスタイルで40分食べ放題です。
いちごの粒が大きくてパックに入りきらないのがお分かりいただけるかと思いますが、とにかく大粒でした。
たくさん食べようと張り切っていたのですが、数粒食べたあたりからお腹が膨らんできて、15粒ほどしか食べることができませんでした。
甘味と程よい酸味があり、とてもおいしいイチゴでした。
次はチーバくんの耳の先端、犬吠埼灯台に向かいました。
この日は天気が良く、空と海の青さに白い灯台が映えて素晴らしい景色でした。
風があったため、岩場では白波が立ち東映の「荒磯に波」のような写真が撮れました。
犬吠埼で海風に当たりだいぶ体が冷えたので、本日宿泊する宿にまっすぐ向かいました。
宿の名前は「矢指ヶ浦温泉館」こちらは千葉の温泉認定第一号の宿だそうですが、ここで魅惑の猫ちゃんと会うことになるのです。
部屋に通されると早速、看板猫のさくらちゃんが相手をしに来てくれました。
さくらちゃん、写真ではわからないのですが綺麗なオッドアイを持っていて、初対面なのに早速ツレの膝で寝始めるとは可愛すぎです。
その後、九十九里の海辺をジョギングするためジャージに着替えてストレッチしたら上に乗ってきて大あくび、今までの人生でこんなに人懐っこい猫に会ったことはありません。
ジョギング後に温泉に入ろうとすれば、蓋の上にさくらちゃん。
こちらの温泉は加温しているので蓋で保温しているようです。
肝心の泉質は、若干黄味がかっていてお肌がしっとりするよいお湯でした。
そしてお待ちかね、部屋での夕飯タイム、房総の海の幸がテーブルに並びました。
お刺身は身がぷりぷりで甘味があり、大きな金目の煮つけは優しい味付けで大変おいしくいただきました。
そして足元には鉄板のさくらちゃん。
結局さくらちゃんは布団に潜ったりして寝る間際まで一緒にいてくれて、猫三昧な一日を過ごしました。
2月16日は、猫の気まぐれかもう相手をしてくれませんでしたので、早々に宿をチェックアウトして九十九里の海を見に行ったら、サーファーがたくさんいて驚きました、寒くないのかな。
海を眺めた後は、ホキ美術館に向かいました。
ホキ美術館は、現代の日本人画家による写実絵画の細密画を専門に収集と展示をしている美術館で、いくつかの絵は本当に写真みたいに精巧に描かれていて見入ってしまいました。
美術館の作りもおしゃれで、階段を裏から見ると作品のようだったり・・・機会があれば見に行かれるとよいと思います。
1泊2日のさくっとした千葉旅でしたが、とにかく猫に癒されたことが印象的でした。
すっかりさくらちゃんの魅力にはまってしまいましたので、また会いに行こうと思っています。