島根とちょこっと鳥取2泊3日 その3

足立美術館を12時半頃出発し出雲大社へ向かいました。

出雲大社への道は、宍道湖沿いに西へ進み1時間と少しかかりました。
ドライブ中に雨が止んだ時間もあったので、よかったあと思ったのも束の間、出雲大社の無料駐車場である「神門通り交通公園駐車場」に駐車するときには再び雨足が強まってしまいました。

お昼は大社門前いづも屋で、割子そばと門前団子を食べました。
空腹すぎて写真を撮り忘れたのですが、割子そばは3段になっていて、1段目を食べたらその残り汁を下の段にかけて食べ進めるという、潔癖症な人にはたまらなく苦手な作法で食する体験をしました。
団子はつきたて焼きたてという感じで、甘すぎないタレと相まっておいしかったです。

大社門前いづも屋から1分ほど歩くと二の鳥居であるせいだまりの大鳥居につきました。

出雲大社の二の鳥居

ここからしばらく下り参道が続き神聖な雰囲気が強まります。

出雲大社の下り参道

現在は松の木の根の保護でその両サイドしか通ることができない三の鳥居を通って、四の鳥居まで来ると拝殿を見ることができます。
出雲大社では二礼四拍手一礼の作法があるそうで、見よう見まねでお参りをしてきました。

出雲大社の四の鳥居

さらに進むと御本殿があるのですが、一般の人は中に入ることはできませんので、御本殿前にある八足門で参拝しました。
すると、雅楽が聞こえてきて、御本殿で装束姿の男性たちによる儀式が行われていました。

出雲大社の八足門

八足門の前に赤い丸がありますが、これは3本の大木を束ねた巨大柱の位置と大きさを示しているそうで、出雲大社宝物殿では実際に発掘された巨木を見ることができます。
大社宝物殿には古代本殿の縮尺模型があり、古代神殿の全貌イメージがわきやすいので立ち寄るといいと思います。
古代にはこの巨大柱9本が土台となり本殿の高さが48mにもなったなんて、にわかには信じがたいですがね。

御本殿は瑞垣で囲まれていているので一回りしていたら、途中から雨が本降りになったので持参したポンチョを着用(雨に慣れすぎて用意が良すぎませんか)し、カワイイ因幡の白兎の参拝風景などを写真に収めました。

出雲大社の御本殿裏側

出雲大社は伊勢神宮より写真を気安く撮れる雰囲気があり、結構写真をたくさん撮れて満足できました。

出雲大社のしめ縄

16時過ぎに出雲大社を後にし、ホテルへ戻りました。

この日はホテルを出てから足立美術館と出雲大社に向かい、ホテルに戻るという行程を経たことで、結局宍道湖を1周することになりました。
宍道湖は幅17kmという日本で7番目の大きさだけあって、海沿いをドライブしているようで楽しかったです。
お天気なら帰りには素晴らしい夕日が拝めたはずですが、まあ雨ならではの艶やかな景色が楽しめたのだからそれでよしとしなくてはね。

幻想的な出雲大社

その4に続きます。