コロナ禍の、のんびり石垣島北部3泊4日~その1

2020年9月16日

今回の旅を決行するにあたり、正直いろいろ悩みました。
6月にANAのマイルを使って石垣島行きの航空券をとった際は、石垣島から先の離島めぐりをしようと計画していたのですが、「医療体制のひっ迫を考えると石垣島先の離島に行くのは歓迎されない」と現地から忠告があったため、観光客がほぼいない石垣島北部でのんびりするという大幅な旅行計画の見直しをしたのです。
結果、これが大正解で充実した楽しい旅になりました。

9月8日(火)11時25分発のANA091直行便で石垣島へ

14時20分ころに南ぬ島石垣島空港に到着してすぐ検温で迎えられ、新型コロナ対策の徹底ぶりが伺えました。
空港外ではレンタカー屋がたくさん待っていてそれぞれのレンタカー乗り場まで連れて行ってくれました。

無事にレンタカーを借りまずはスーパーマーケットへ。
今回滞在する石垣島北部はスーパーはおろかコンビニもない地域らしいので、まず旅のお供である酒類を確保するのは必須です。

空港から南下すること30分ほどで、サンエー石垣シティというスーパーへ到着、ここでオリオンビールや泡盛を購入。
石垣島では泡盛と言えば「請福」もしくは「八重泉」とのことなので、こちらでは八重泉を買い求めてみました。

サンエー石垣から北部地域までは約60分の道のりでした。
途中下車して玉取崎展望台に立ち寄りました。
展望台に続く遊歩道にはハイビスカスが咲いていて、屋根付きの頂上からは伊原間湾から平久保半島まで一望でき、圧巻の眺め。
沖縄に来たのは実は3回目なのですが、太陽がでている風景を拝むのは初めてだったので、感動もひとしおでした。

玉取埼展望台へ続く道
玉取崎展望台からの眺め

展望台から今回お世話になった「パイヌシマリゾート コーラルフィッシュ」へは車で10分ほどでした。
宿の隣にはヤギを飼うお宅が、向かいは馬を飼うお宅がそれぞれあり、トラクターがゆっくり道を進んでゆく、そんなのどかな集落でのんびりした滞在がスタートしました。

さて、この宿の室内ですが、テラコッタの床が心地よく十分な広さがあり、洗濯機無料、シュノーケルセット無料貸出など、コスパの良さに感動。

パイヌシマコーラルリゾートフィッシュの客室

石垣島の北部は、星空保護区になっておりきれいな星空を期待していたのですが、滞在中はまさかの全夜曇りでした。
しかし、ここにはもっと素敵なものがあるのです、それが秘境感満載の明石海岸です。
海岸への入り口が冒険心をくすぐります。

明石海岸の入り口のうっそうとした小径


明石海岸は観光客が来ないマイナービーチですが、この手を加えられていない自然ビーチを背にして、左手には久宇良岳が右手にはトムル岳があり、浜は弧を描いて約1キロ以上あるので、まさに秘境ビーチのイメージ。

明石海岸とオリオンビール

明石ビーチに乾杯。

明石海岸と馬

ビーチで馬の散歩とは洒落ています。
雲が立ち込めてきていて星空が見れない残念感が漂います…。

パイヌシマコーラルリゾートフィッシュの夕飯は石垣牛ハンバーグ

宿に戻ってシャワーを浴びたら夕飯の時間になりました。
石垣牛のハンバーグおいしかったです。
請福のサービスもあり、スーパーで買った八重泉も飲んで、初日の夜は更けていきました。

その2に続きます。