植物の主張

今朝当院の日当たり抜群の場所に位置するベンジャミンの異変に気づきました。先端に実がなっているのです。さっそく調べてみると、ベンジャミンはイチジクの仲間で、実のようなものは花であることがわかりました。イチジクは漢字で無花果と書きますが、昔の人はこの実のようなものを、花と気づかなかったため、花が無く実がなる・・・無花果となったそうです。この丸い塊の中に、花がびっしり咲いて、種子もできるそうですからおもしろいですね。どうやって受粉するんでしょう?一つカットして中を見てみたい!でも、気になる記述が一つ、「ベンジャミンが種子を作るのは、鉢が小さく根が十分にはれないなどの生命の危機がある場合です。」と書いてあるのでした。これを見てギクッとしました。前々から「これじゃあ狭いよねぇ、1サイズ大きい鉢にしなきゃ~」と思っていたのに、「でも面倒くさいなぁ」と先延ばしにしていたものですから。これはベンジャミンからの訴えか!ベンジャミンに向かい、来春こそは植え替えするからねと誓ったのでした。